ワークショップで使用する主なアロマオイル

ワークショップで使う精油は、高品質のエッセンシャルオイルの中から犬との暮らしに取り入れやすく安全性の高いものを選んでいます。

ワークショップでアロマケアグッズを作る場合、それぞれのアロマオイルが得意なサポートシーンについてはもちろん、健康状態やライフステージによって使用を控えたほうが良いアロマオイル(禁忌)についてもお伝えします。

ワークショップで使う主なアロマオイル

ラベンダー、ティーツリー、イランイラン、シダーウッド、カモミール(ローマン)、ゼラニウム、レモングラスなど

・ペットの体質や好みによりアロマの香りを好まない子がいます。持ち帰ったケアグッズをペットが好まない場合は、飼い主さん用としてお使いください。
・妊娠期のペットには使用を控えたほうが良いものが含まれます。
・猫ちゃんは体質的に精油を代謝する機能がないため、アロマオイルのケアは活用できませんのでご注意ください。
・本ワークショップで作るオヤツやアロマグッズはペットの健康に対し効果・効能を保証するものではありません。

ラベンダー

鎮静、鎮痛などの作用に加え、殺菌作用や皮膚再生をサポートする作用もあると言われます。安全性が高く心身に対して様々な作用を持つため、アニマルアロマセラピーで幅広く活用できる精油です。

●こんな子におすすめ
興奮しやすい子
皮膚が乾燥しやすい子
脂性肌の子
(健康な皮脂分泌をサポートし、ドライスキン・オイリースキンの両方に対応できる精油です)

ティーツリー

シャープですがすがしい香りのするオーストラリア産の精油です。強力な殺菌作用を持つと言われ、ケガの消毒や感染症の予防として活用されてきた歴史があります。

●こんな子におすすめ
脂性肌の子
免疫力をサポートしたい子
臭いが気になる子

イランイラン

イランイラン

マレー語で「花の中の花」という名前が由来となっているイランイランは、とても甘く深みのある香りが特徴です。南国の温かい雰囲気のように気持ちが解放され、幸福感をもたらします。高ぶった感情を落ち着かせる作用があると言われています。

●こんな子におすすめ
興奮しやすい子
被毛のダメージや乾燥が気になる子

シダーウッド

温かみのあるウッディーな香りが特徴のシダーウッドは、ネガティブな感情を和らげるのにも役立ってくれると言われます。また、皮脂分泌調整作用や抗炎症作用があるとされ、脂性肌やにきび・ふけ・乾癬ほか皮膚トラブルのケアをサポートすると言われています。

●こんな子におすすめ
不安になりやすい子
フケが気になる子

カモミール(ローマン)

甘く優しい中に青りんごのような甘酸っぱさがほんのりと香る精油です。古代ヨーロッパでは薬やお香、生花などとしても使用されてきた植物で、『医学の父』と呼ばれるヒポクラテスが解熱剤として使用していたとしても有名です。安全性が高く、神経や筋肉の痛みを和げて体や心の緊張を緩和してくれる作用があるとされることから、アトピー性皮膚炎や痒みなど皮膚トラブルのケアに有用であると言われています。

●こんな子におすすめ
不安になりやすい子
シニア犬
皮膚に痒みや炎症がある子

レモングラス

レモングラス

その名の通りレモンに似た爽やかに香りにやや草や土の香りを含んでいる精油です。精神疲労を和らげ、脳を活性化して、集中力や記憶力を高める働き持つと言われています。また、蚊やダニ、ノミなどに対する忌避作用があり、特に蚊よけの効果が強いことから、古くから蚊帳に編み込まれる植物としても活用されてきました。

●こんなシーンにおすすめ
ナチュラルな成分で虫除けしたい
緊張感や不安感をやわらげたい